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日光の観光地に関する最近の市場情報を調べていましたが、この地域の不動産市場はあまり注目されず、メディアでも取り上げられることが少ないようです。おそらく、供給や取引の少ないためだと思います。

全体として、日光市の今年の公示地価は0.8%下落しましたが、東武日光駅と東照宮を結ぶ日光街道にある2つの地点では、地価が約1.2%上昇しました。これは、過去3年間のゼロ成長からの改善です。ただし、これらの地点の地価は20年前に比べて約35～40%低い水準にあります。

中禅寺湖には公示地価の調査地点がありません。また、路線価も設定されていません。このエリアの地価の変動を調べるには、固定資産税評価額を比較する方法がありますが、その数値は所有者のみが知ることができ、私たちが確認することはできません。

昨年、日光には約600万人の観光客が訪れました。2011年の東日本大震災やコロナ禍を除けば、過去10年間で観光客数はほぼ横ばい、あるいは減少傾向にあるかもしれません。宿泊客の圧倒的多数は日本人で、過去10年間では97～99%を占めていましたが、昨年は外国人観光客が宿泊客数の4.4%に達しました。

２０２４年８月１４日