バンヤンツリーの日本初のスキーリゾートホテル

計画の転換として、バンヤンツリーの日本初のスキーリゾートホテルが、ニセコではなく白馬に誕生することになった。白馬の八方尾根スキー場に隣接する33,000平方メートルの敷地に、6棟156室のホテルが計画されており、オープンは2026年を予定している。

ホテルにはプール、クラブ、スパが併設され、外国人や首都圏の富裕層の観光客をターゲットにする。

スキーリゾート地でのバンヤンツリーは日本初となる。2022年、ニセコに50室のホテルが計画されていると発表されたが、2023年7月に近隣住民に開発中止を知らせる通知が送られた。

来年早々には京都の高台に、2026年には箱根の芦ノ湖の近くにも同ブランドが計画されている。

白馬は東京駅から電車で約3時間、車で約4時間のところにある。人気のスキータウンだが、これまでは3つ星ホテルがせいぜいだった。5つ星クラスのバンヤンツリーがオープンすれば、北陸・甲信越地方にまったく新しいレベルの高級宿泊施設が誕生することになる。

白馬の地価は1990年代前半にピークを迎え、1998年の冬季オリンピックを前にやや安定した値を維持した後、1990年代半ば以降は急落に転じ、2000年代前半には年率10~20%も下落した。2010年代に入っても、地価は年5~7%下落を続けたが、2018年に底を打ち、2019年にはプラス成長に転じた。八方尾根スキー場近くのある政府評価地価調査地点では、2020年に15.2%の上昇、2023年には6.17%の上昇を記録した。別の地点では2023年に標準地価が27%上昇した。白馬は、東京からのアクセスが比較的容易であるため、パンデミック時に恩恵を受け、国内4,400万人の住民がアクセス可能であり、急速に世界的なスキーリゾートへと発展する兆しを見せている。

2024年1月27日

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